2019年05月02日

札沼線末端区間を訪ねて

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正月の時のお話になりますが、2020年5月に廃止が決まった北海道医療大学〜新十津川間を乗りに行ってきたお話です。
電化されたのが北海道医療大学までだったことからも、遅かれ早かれこうなるだろうなとは思っていました。
割と近くを並行して函館本線が通っていることからも、どうしてもそちらに流れてしまうのは仕方のないことです。直通の高速バスもありますが、こちらも需要の問題が本数が少ないのです。

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当日の朝、始発の石狩当別行きからスタート。
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721系エアポート編成が充当されており、開放uシートのある乗り得な列車となっています。
車内は朝帰りの若者がちらほら。
いつの間にかほぼ貸切状態になっていました。

石狩当別からは1両編成の普通列車に乗り換え。
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一度改札を出て、ここでしか見られないこの発車標をパチリ。
この後の石狩当別行きでもこの列車に乗り換えることは出来ますが、乗り換え時間わずかなので少しでもゆっくりしたい人は始発で来ることをお勧めします。座席も選べますし。
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案の定、後続の普通から乗り換えてきた人達を乗せた列車は若干の立席者を出し、新十津川へ向けて発車。
たまにグループ客の会話が聞こえてくる以外は、皆静かに乗車しています。
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石狩月形で交換のためしばらく停車。
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雪もすごいが氷(つらら)もすごい
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「桑園」方面なのは、路線の起点が桑園だから。

石狩月形を出てからも、途中駅で降りる人がほとんどいません(ゼロと言い切ってないのは全部見てたわけではないから)。それは地元の人がほとんど使っていないということでもあるでしょう。
そもそも朝の一往復だけという時点で帰る手段がないんです。他の路線やバスにするしかないんですよね。

浦臼に着くころには天気もよくなってきました。
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石狩当別を出て約2時間弱、新十津川に到着です。
結構かかんのよこれ。

新十津川では折り返しに乗車する人の列がすでに出来上がっていました。
折り返しに再度乗る場合でも一旦下車します。
この感じだと立席は必至ではなかったのではないでしょうか。
9:50から乗車ということでしたが、長蛇の列のため40分くらいにはもう乗車開始していたと思います。

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新十津川でしばしいろいろ撮影
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バスの時間の関係上、発車を見送ることは諦めバス停へと向かいます。
片道だけ乗ってきた人達も多く見られます。
この後は各々滝川から次の目的地へ向かうのでしょう。

前は3本あった新十津川発の列車も、今はこの10時発の一本のみ。
形だけ残しているようなものでしょう。
とはいえ、あと1年はたくさんの人が訪れ、程よい賑わいを見せるのはないでしょうか。
「乗って残そう」とよく言われますが、地元が積極的でなければ難しい問題というのも感じます。

来年、最期の場には立ち会うのは難しいかも知れませんが、夕張の時のように遠い地からでも何かしらの形で見届けられればと思います。
posted by Teamぽんねっとjp at 06:25| 旅行(おでかけ)